さきほど、Piapro Studio NT バージョン 3.0.2.9 アップデータを公開いたしました。
Piapro Studio を起動し、[ヘルプ] → [アップデートの確認] メニューにてアップデートをお願いいたします。
対応する MIKU NT ライブラリのバージョンは 1.0.0.5 (製品版)です。
それ以前の MIKU NT バージョン(プロトタイプ版を含む) をご使用の方は、こちらをご覧いただき、最新のライブラリにアップデートをお願いいたします。
<追記> 2021.03/22
本バージョンで確認された致命的なバグを修正した 3.0.2.10 アップデートを公開しました。こちらへのアップデートをお願いします。
今回のアップデートでは、ピッチ編集、その他の編集操作時の致命的な問題
(クラッシュ/フリーズする、ノートが消え編集不能になる など)を中心に修正を行いました。
またその他、以下の各種不具合に対する修正を行いました。
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なお現在、以下のいくつか問題点が残っているため、開発チームでは引き続き対応作業を行い、なるべく早い時期にさらにアップデートを行ってまいります。
(A) Sil / Asp ノートを超えた後方子音の干渉
以下のように、短い Sil / Asp ノートを挟んだ場合に「後方ノートの子音部分が Sil / Aspノートを超えて前方ノートに干渉する」状態が発生する場合があります。
このとき、Sil / Aspを挟むことでフレーズとしては分断されているにもかかわらず、合成後の波形領域が交差・干渉する状態となるため、どちらかのレンダリング波形が消えることがあります。(前方のレンダリング波形であることが多いです)
※波形が表示されていなくても、リアルタイム再生されますので音は鳴るようになっています。
(B) ピッチカーブの一部が階段状になる
上記 (A) の場合、または子音領域が重なっていなくても Sil / Asp を挟んだノート間の距離が短い時、前方ノートのピッチカーブが、末尾付近で階段状に下がるように表示されることがあります。
※ピッチカーブがこのようになっていても、ノート末尾かつ非常に短い時間ですので、出音にはほぼ影響はありません。
今後の対応
それぞれ、今後のアップデートでこの問題は修正される予定ですが、
それまでの間、フレーズを細かく切る目的で Sil / Asp を数多く挿入するような編集をお控えいただけますと幸いです。
※ Sil / Asp が必要な場合で、上記の症状を回避するには以下の方法をお試しください。
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※この調整、歌詞(場合によっては音階)を変えると子音長が変わるため、そのときには改めて調整が必要な場合もあります。
お使いのPCの環境によっては、再生音、または書き出しオーディオファイルにノイズが混じる場合があります。
こちらについても、今後のアップデートで順次改善してゆく予定です。
Cubaseがホストの場合、お使いのPCの環境によっては、下記の症状が起きることがあります。
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こちらについても、今後のアップデートで順次改善してゆく予定です。
以下の方法で改善する場合がございますのでお試しください。
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これまでのアップデートについてはこちらをご覧ください。
- version 3.0.2.0 for MIKU NT 1.0.0.5
- version 3.0.1.5 for MIKU NT 1.0.0.4
- version 3.0.1.3
- version 3.0.1.2
※Piapro Studio からのアップデートを行うことができない場合は、弊社 WEBサイトのサポートページで公開中の最新のアップデータをダウンロード → 実行してください。くわしくは こちらをご覧ください。
開発チームでは、今後もアップデートや機能追加とおよび改善を続けて参ります。
どうぞよろしくお願いいたします。