バージョン 1.0.0 アップデータと 64bit版インストーラを公開しました!
KAITO V3ユーザーのみなさま、大変お待たせいたしました。
さきほど、Piapro Studio バージョン 1.0.0 のアップデータと、
Windows 64bit 版 インストーラを公開いたしました。
「初音ミクV3 English」の発売に先行しての正式リリースとなります。
32bit版: Piapro Studioを起動して、アップデートの確認をお願いいたします。
64bit版: サポートページより、インストーラ “Crypton Software Installer (64bit-Windows)” を
ダウンロードできます。
(インストーラのダウンロードには、KAITO V3のライセンス登録が必要となります)
バージョン 1.0.0 の更新内容は以下の通りです。
- プログラムの全体的な高速化・軽量化を行いました。
これにより、初回再生時にも音が途切れることがなくなりました。(※1) - サウンドプレビュー機能が追加されました。(※2)
ピアノロールの鍵盤またはノートをクリック/ドラッグするとサンプル音声が鳴ります。 - オートメーショントラックの編集機能を強化しました。(※3)
オートメーションイベントひとつひとつを細かく修正することが可能です。 - その他、各種バグフィックスを行いました。
※1)
再生処理効率化のため、内部的な「先読みバッファ」を新たに設けました。これにより、曲冒頭(1小節目~)の発音禁止区間が従来より 500msec程度長くなっています(BPM=120で合計約2拍程度/エディター上では暗い色で表示されています)。この領域に置かれたノートは、ホストアプリケーションから再生された場合、発音されませんのでご注意ください。
- ※2)
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- 鍵盤をクリック/ドラッグした場合は、デフォルトの歌詞(設定画面)で発音されます。
- ノートをクリック/ドラッグした場合は、そのノートの歌詞で発音されます。
- ノートクリック時に発音させたくない場合は、[ノート]→[サウンドプレビューオフ]メニューを選択、または画面最上位ツールバーのサウンドプレビューボタン(スピーカーアイコン)をクリックしてオフにします。
または、ノート左上の歌唱スタイルアイコンかノート右下のビブラートアイコンをドラッグします。 - 発音のタイミングは、設定画面→詳細→VOCALOID→サウンドプレビュー用プリセンドタイム で調整できます。ただし、値をあまり小さくすると、正しく発音されない場合がありますので、環境に応じて調整してみてください。
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※3)
- 【マニュアル補足】
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- ドットをダブルクリックすると、イベントの値が初期値に戻ります。ピッチを正確に0に戻す際などに利用ください。
- VSQX, VSQ, VOCALOID 1 midiファイルなどを読み込んだ場合、イベントは「ホールドモード」(次のドットまで同じ値)となっています。Alt キーを押しながら「選択ツール」でドットをクリックすることで「補間モード」に切り替えられますので、必要に応じて利用ください。
マウスオーバーされたオートメーショントラックに「イベントノード」が表示され、個々のイベントを直接編集することができます。詳しくは、pdfマニュアルの p.53 をご覧ください。
Piapro Studioからのアップデートを行うことができない場合は、サポートページで公開中の最新のアップデータをダウンロード→インストールしてください。手動にてアップデートすることができます。(アップデータのダウンロードには、KAITO V3のライセンス登録が必要となります)