Piapro Studio NT2 1.0.2.0 アップデータを公開しました
さきほど、Piapro Studio NT2 バージョン 1.0.2.0 アップデータを公開いたしました。
本アップデートでは下記の変更・修正を行いました。
【アップデート内容】
■編集・保存・読み込み動作の高速化
- 内部データ形式を変更したことで、編集操作の処理速度が向上しました。
- 過去のプロジェクトファイルを初めて読み込む際には、最新形式へ変換する処理が行われるため、通常より時間がかかる場合があります。ご了承ください。
■合成処理の改善
- 歌声表現がより自然で滑らかになるよう改善しました。
- 本改善に伴い、対応する音声ライブラリも更新されています。
※一部合成処理の変更により、出力結果が従来と異なる場合があります。ご了承ください。
■CPU負荷の軽減
- VoiceVoltage, SuperFormantShifter, VoiceDrive適用時の動作負荷を軽減しました。
■新機能の追加
- オートスクロール方式に「ページ送り方式」を追加し、選択可能になりました。
- キーボードショートカットのカスタマイズ機能を追加しました。以下の方法で設定ウィンドウを開くことができます。
- Windows: メニューバー → [設定] → [キーボードショートカット…]
- macOS: メニューバー → [Piapro Studio NT2] → [キーボードショートカット…]
- トラック単位で「自動推定をオフにする」オプションを選択できるようになりました。
■その他の仕様変更
- トラックごとに、Automatic Controlの結果がわずかに変化する仕様を追加しました。
- ノートやリージョンをミュートしていた場合でも、保存の前後で書き込まれたピッチカーブが保持されるよう変更しました。
- オートメーションカーブ削除時の挙動を、「オートメーションの書き込みモード」に準拠するよう変更しました。
- Automatic Control の「ピッチ強調度の調整」スライダーの挙動を改善しました。
- 初回起動時の設定において、「自動バックアップの間隔」のデフォルトを5分から2分に変更しました。
- ノート単位でのピッチ自動推定のオン/オフ切替を廃止しました。
- その他、軽微な修正を行いました。
■不具合修正
- プラグイン版の起動時にアップデートチェックが行われた場合、Piapro Studio NT2のダイアログが前面に表示されず操作が困難になることがあった問題を修正しました。
- 特定の状態で保存されているppsfファイルを読み込む際にクラッシュする問題を修正しました。.
- その他、いくつかの不具合を修正しました。
【アップデート方法】
以下のサポート情報ページに記載の内容をご確認の上、最新のインストーラをご取得いただきインストールしてください。
またPiapro Studio NT2 バージョン1.0.0.2以降をご利用の場合、Piapro Studio NT2の [ヘルプ] メニュー > [アップデートの確認…] からもアップデートを実行いただけます。
以下のサポート情報ページに記載の内容をご確認の上、最新のインストーラをご取得いただきインストールしてください。
またPiapro Studio NT2 バージョン1.0.0.2以降をご利用の場合、Piapro Studio NT2の [ヘルプ] メニュー > [アップデートの確認…] からもアップデートを実行いただけます。
これまでのアップデートについてはこちらからご覧になれます。
【macOSをお使いの場合】
macOSをお使いの場合、今回のアップデート時に「新しいヘルパーツールのインストールの許可を求める」メッセージが表示される場合があります。案内に従ってパスワードを入力し、[ヘルパーをインストール] ボタンをクリックしてください。
<ご注意>
Apple Silicon CPU (M1, M1 Pro, M1 Max, M1 Ultra etc.) 搭載の MacBook, Mac mini, iMac, Mac Studio などでは、Piapro Studio NT2は “Rosetta” モードで動作します。
プラグイン版をご使用の際は、こちらを参考に、ホスト DAW アプリケーションを Rosetta モードで起動してください。
開発チームでは、今後もアップデートや機能追加とおよび改善を続けてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。


