【特別講座】 曲を作ってみよう⑪ ~リズムを作る~
byyusu
カテゴリ :作曲編 - 伴奏作曲講座

今回は、音楽の三大要素のひとつ、リズムの作り方について紹介したいと思います。
リズムによっては、出来上がる楽曲のジャンルにも影響が出てきますし、
楽曲に対する印象も変わってきますので、非常に大事な要素の一つです。
作曲の段階では、まずリズムを作る上で基準となるビートを決めるところまで進めてみましょう。

■ リズムを作る楽器を選択

まずは、リズムを作るための楽器音源を選んで、トラックに追加します。
私は、Impactの「60s a GoGo」という音源を選びました。

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このImpactでは、ピアノロールに楽器名が表示されますので、
これらを確認しながら、打ち込んでいくことができます。
もちろん、鍵盤表記に切替えることもできます。

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さて音源の準備が整いましたので、早速リズムを打ち込んでいきたいと思います。

■ リズムの基準となるビートを決める

まずは、リズムを作る上で基準となるビートを刻む音から入力していくと良いでしょう。
ビートとは、簡単にいうとリズムを刻む長さの単位です。
例えば2分音符の長さでリズムを刻んだ場合は、「2ビート」の曲となります。

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また4分音符の長さでリズムを刻んだ場合は、「4ビート」の曲となります。

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このように予めビートを決めておくことで、これを基準にリズムの組立がしやすくなります。
今回は、8ビートでリズムを刻みたいと思いますので、8分音符の長さでノートを入力していきます。

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次にビートを刻む楽器を選びます。
ポップスやジャズなどでは、ビートを刻む楽器としてドラムキットのハイハットや
ライドシンバルなどを用いることが多いのですが、

今回は、「60s a GoGo」に収録されているタンバリンの音をビートを刻む楽器として選びました。
ちなみに「60s a GoGo」には2種類のタンバリンの音が収録されていて、
Tamborine 1は叩いた時の派手な音が、Tamborine 2は振った時の締まった音がします。

■ ビートにアクセントを加えてリズム感を出す

リズムの基準となるビートが決まったら、刻んでいるビートの中からアクセントを付ける拍を決めます。
8ビートでは、2拍目と4拍目にアクセントを入れることが多いです。

「60s a GoGo」のタンバリンには2種類の音が収録されておりますので、
基本はTamborine 2の締まった音で8ビートのリズムを刻んで、
アクセントを付けたい箇所でTamborine 1の派手な音を鳴らす感じにしました。

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これで1小節目のリズムが出来ました。
次にこの1小節目のリージョンを、8小節分コピーします。

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後はこの1小節目のリズムを基準にして、各小節毎にアクセントを入れる箇所を変えてみたり、
増やしたり、減らしたりしながら、全体のリズムを作っていきます。
今回は、4~6小節目と8小節目の6つ目のノートをTamborine 1の派手な音に変更した程度に抑えました。

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これで基準となるリズムは完成になりますので、
音楽の三大要素であるリズム、メロディ、ハーモニーが揃いました。
なので楽曲を作る上で基準となる「作曲」の作業はこれで終わりとなります。

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次回からは、この基準となるリズム、メロディ、ハーモニーを基に
アコースティックギターや、ベース、コンガなどの楽器を加えていき、
作曲したものを楽曲へと組み上げるアレンジ作業について進めていきたいと思います。

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